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みらいたまご便り

中間支援団体の役割再認識

堀池です。
10月25日に沖縄で行われた「食を通じた見守り支援と連携」に参加しました。食・見守り支援に関わるパーソナルサポートセンター、スクールソーシャルワーカー、子どもの居場所団体、中間支援団体などが集い、相互理解を深めるとともに、複合的な課題を抱える所帯に出会ったときどのように連携し対処していくかを考える会でした。
プログラムの中に、「こどもの居場所サポート大坂」横田様の基調講演がありました。大阪の子ども食堂約250団体の中間支援団体です。コロナ禍のとき、子ども食堂が弁当配布などに切り換えて食支援を続けたところ、生活困窮する子育て所帯と出会う機会が増え、「どう関わっていけば良いかわからない」との声が寄せられたそうです。このとき横田様は「団体を孤立させてはいけない」と、個別支援相談窓口を設け、さらに個別支援情報交換会なども開催しました。
「物品を渡すだけでなく話をする」「押し付けではなく、その団体や個々に見合った解決策を共に模索する」という言葉に、寄り添っていこうという暖かみを感じ感動しました。
講演終了後も、経験豊富な横田様に質問する参加者が多くいました。
中間支援団体の重要さを再認識した講演でした。