あさごはんで元気を応援

堀池です。
2024年度プログラムB-3（冷凍冷蔵庫助成）助成団体である子ども食堂カフェ北野さんを理事長の長南と訪問しました。この団体様は平日の毎朝、6:45から8:30まで子ども食堂を開催しています。その日も7:30にはたくさんの子どもたちが集まり、パン、スープの朝ごはんを食べ、食べ終わった子はランドセルを背負い、走って学校に向かっていました。

理事の奥野様から、次のようなお話を聞かせていただきました。
「コロナ禍のとき、目に見えて子どもたちの元気がなくなっていった。外出等が制限されても自分で（勉強などを）できる子もいるが、そうでない子もいる。子どもには機会を平等に提供すべきと思っていたとき、子ども食堂を開催したいと思っていた今の理事長と出会い、子ども食堂を始めた。」

「最初は月1回だったが、それで子どもたちの課題解決になるのかと思い、平日の毎朝開催にした。朝ごはんにしたのは、有職の友人から朝なら協力できるといわれたから。」
「食事をすると子どもたちは明らかに元気になる。不登校気味だった子が、ここに来たことがきっかけになって再び学校に行けるようになったという例もある。子どもたちの姿を見るとやめられない。食にはすごい力がある」。
多くの学びをいただいた、感動的なひとときでした。