小さなお部屋

長谷部です。
先日、やっとの思いで常設の拠点を持たれた子ども食堂さんに伺いました。

帰り際に、にぎやかな子どもが集まる大部屋の隣に、ちょっとひっそりした、
緑色のソファのある小さなお部屋があったので、代表の方に「このお部屋は？」とお聞きしたら、「お母さんがちょっと相談したいとか、子ども達だけで話し合いたいとか、初めて来て、
いきなりたくさんの子どもたちのいるところに入れない子どもの準備室になったりとか、
この部屋にはいろいろとストーリーがあるんです」と話してくださいました。

子ども食堂は、食事をするだけでなく、その食事の場で、いろいろ個別に話したいとか、
子ども達が発信する信号を受け止めたい時があると聞いています。
常設の拠点を持たれ、いろいろなことがあって創意工夫の結果、こうしたスペースを作られたとのことでした。子ども達の未来をしっかりと見つめておられる姿勢に感動しました。