助成団体訪問
次代を見つめた料理教室
堀池です
北海道の助成団体「七飯の食を考える会」の子ども向け料理教室を見学してきました。
集まった子どもは小学生主体の15名。その日の講師は、寝台列車、トランスイート四季島のシェフでもあるフレンチの関川様。練り合わせた黒毛和牛のひき肉をフライパンで焼き、みじん切りにした玉ねぎを加えて、キーマカレーを作り上げます。自分で作ったカレーは格別らしく、小学校低学年の女の子もおかわりをしていました。
北海道の助成団体「七飯の食を考える会」の子ども向け料理教室を見学してきました。
集まった子どもは小学生主体の15名。その日の講師は、寝台列車、トランスイート四季島のシェフでもあるフレンチの関川様。練り合わせた黒毛和牛のひき肉をフライパンで焼き、みじん切りにした玉ねぎを加えて、キーマカレーを作り上げます。自分で作ったカレーは格別らしく、小学校低学年の女の子もおかわりをしていました。

会のきっかけになったのは、地域にはさまざまな農作物も畜産物もあるのに、なぜ学校給食の食材は輸入品が多いのだろうと疑問に思ったことだったそうです。
「子どものころの食の体験は、その後の人生に大きな影響を与える。だから、七飯町の食材、食文化を食のふるさととして次代につないでいきたい」。こうして数名の主婦が中心となり、2015年、七飯の食を考える会が発足したと会長の田中様は仰っていました。
「子どものころの食の体験は、その後の人生に大きな影響を与える。だから、七飯町の食材、食文化を食のふるさととして次代につないでいきたい」。こうして数名の主婦が中心となり、2015年、七飯の食を考える会が発足したと会長の田中様は仰っていました。

たしかに、関川シェフは七飯町生まれで、黒毛和牛はお隣、北斗市の牧場産です。会場には七飯町長、北海道庁、町役場の方も来て、新聞社の取材もありました。七飯町の子どもを慈しむ田中様たちの想いが人を動かし、10年間も継続していく原動力になっているのだと感じました。
