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みらいたまご便り

北の居場所に食を届ける

北海道の中間支援団体である北海道国際交流センター主催の、「食の課題と食を通じた地域づくりについて考える」と題した勉強会が北海道の苫小牧、函館でありました。

食は、人と人のつながりを深める働きもあります。このことに着目し、子ども食堂を地域づくりの拠点にするという試みが増えてきています。これを推進していく上での課題解決がこの会の目的です。
苫小牧会場で話題になったのは、第一に北海道内の拠点間輸送をどうするかということです。たとえば、函館の北海道国際交流センターに届いた食品は、専務理事の池田様が乗用車で北海道の各地に運んでいます。といっても帯広であれば400kmを超えますから、一人でできる範囲には自ずと限界があります。

第二に、そもそも北海道に届く食品が少なくなっていることです。北海道への物流コストは高いので、寄贈先から北海道を除外することが多いためのようです。

勉強会には、行政、社会福祉協議会、メディア、大学の先生に加え、物流業者の方も参加していました。食に関わる多様な方が集まって議論することで、低コストで北海道に食品を輸送する、北海道内の拠点化輸送をする端緒が見えてきました。